3月4日(月)
扉の写真は、我が家の近くの谷を写したものですが、春近しが少しだけ見えます。
この道からは雪野原にキタキツネと思われる足跡が続いていました。
先月の終わりに、「本を読めば脳は若返る」という本を紹介しましたが、今回は「奨励会」
副題:将棋プロ棋士への細い道 橋本長道 著 を紹介します。
著者は、奨励会を退会した経験を持っています。奨励会1級の段階で、4段(プロ棋士)を諦めたので、早い段階での決断です。多くは3段リーグで、年齢制限により辞める人が多いようです。
現在は、小説家で、数冊の本が出版されています。将棋をテーマにしたもので、新人賞も受賞しています。
退会の決断が早かったこと、その後、大学にも進学卒業できたこと、文才があったことで、小説家として暮らしていけることは、幸運であり幸福なことです。
しかも、将棋に関わる他の仕事もあるようで、好きなことができることの幸せを本人も書いています。プロ棋士になるのは難しいが、一度挫折した後に、新たな生き方を見つけることもさらに難しいことと思えます。成功していることは素晴らしい。
応援も兼ねて、彼の本を3冊も注文してしまいました。「奨励会」を読んでファンになりました。この先、どんな作家になっていくかわかりませんが、期待しています。
旅行から帰ってきて、腎臓の病院に行ってきました。
お腹のCTを撮って、様々な角度からモニタを見た先生の感想は、「まぁ、普通の腎臓で悪いとこは見当たりません。少し小さいようですが、年齢のせいです。癌はないようです。」でした。
只、詳しいことは血液と尿検査の結果をみてから判断するそうです。次回は3月12日で、この日は、ステントが馴染むまで飲む薬が終わる日でした。
昨年暮れに発覚した私の病気、心臓、腎臓、高血圧、高脂血症のうち、残りは腎臓になりました。
減塩生活は、旅行中はちょっと外食により多めになりましたが、血圧に影響はありませんでした。帰ってきてからはまた、厳しい(慣れてきたけど)減塩で、血圧は以前より低くなったような気がします。元旦以後、毎日欠かさず血圧を測っているので、そろそろ解析しようと思っています。
3月12日(火)
腎臓の病院に結果を聞きに行ってきました。
通院は今日で終わりで、また1年したら来てくださいとのことでした。
クレアチニンの値が、予想に反して1.2に下がっていました。東京での油断した食生活で悪くなっているのを覚悟していましたが、驚きました。
他の数値も改善されていて、腎臓の数値以外は、基準の範囲に収まっています。
改めて減塩の威力を感じました。
これで通院も薬もなくなり、普通の生活に戻ります。約3か月で健康を取り戻しました。
油断することなく減塩生活を続けます。
さて、読書の話になりますが、橋本長道 著 「サラの柔らかな香車」を読みました。
思っていた以上の面白さで、1日で読んでしまいました。
この続編も購入済みです。
現在読みかけ中。
その他にも、聡太本を買ってしまいまし
新しいことは、彼が幼いころ着物姿で負けて泣くシーンの相手の消息です。
その頃、聡太には全然勝てなかったけど、たまたま勝ったのがあの有名なシーンだそうです。
現在は、奨励会3段でプロを目指している。頑張ってほしい。
橋本長道氏の著作については、読む将棋のコーナーに書くつもりです。
3月20日(水)
春が近いと思っていたら、写真の景色になりました。
まるで冬景色です。
それでも春の雪ですから、間もなく消えるでしょう。
「奨励会」を「読む将」に書きました。
ここで最近何回か書いているテーマ「囲碁は将棋に負けたか?」についてです。
本屋の棚の数です。将棋と囲碁は同じくらいの数でした。
しかし、最近はどう見ての将棋が囲碁を侵食しています。麻雀にも負けそうな勢いです。
囲碁と将棋をゲームとして見た時、ゲームの性質上囲碁の方が先手と後手の差を是正しやすいと考えています。
囲碁も将棋も先手が有利なことは、容易に想像がつきます。
先手の有利さを是正するには、ハンディキャップをつけるのですが、将棋では駒落ち、囲碁では置石です。
プロ同士の対戦で香落ちや置石では、ハンディキャップが大きすぎて勝負には不向きです。
しかし、囲碁ではコミというものがあり、半目にすることで引き分けをなくしています。
4目半、5目半、6目半と変遷しましたが、最近は6目半に落ち着いています。
この先、AIの発達で、先手の有利さを数値化できる可能性もあります。
タイトル戦の場合、3対3までは平等ですが、最後の1局は「握り」や「振り駒」で決まります。そこに、先手有利だと、不平等感が残ります。それも含めて将棋だとするしかないのしょう。
この先、AIが発達したときに、先手必勝という結論が出るのかなぁ。杞憂ならば良いのですが。
私は囲碁を打ちますが、将棋はこの20年くらいは指していません。
でも、両方とも観たり、読んだりはとても好きなのです。
この問題については、これからも考えていきたいと思っています。
3月31日(日)
気が付いたらもう3月が終わりです。
昨年12月の健康診断で、高血圧、腎臓病、心臓血管の詰まりなどを指摘されました。
本人は健康だと思っていたのに、急に病人になってしまいました。
その後、本を読み漁り、真面目に減塩などに取り組まないとヤバいと思ったのでした。
12月から即、減塩生活に入りました。妻は食塩1日3gに設定し私も1か月は我慢しようと取り組みました。
3週間程で血圧が落ちてきて、100-60位になりました。降圧剤も飲んでいたので100を切る値になったので先生に相談して薬を止めました。元旦から毎日血圧を記録してきましたが、110-70位で落ち着いています。
心臓は造影剤による検査の結果、札幌で手術をすることになり、2月にステントを入れて、1か月の薬による養生が終わり、胸が楽になったような気がします。
腎臓も、専門医による検査の結果、来年まで来なくても良いとの診断でした。
現在は、通院もなし、服用する薬もありません。
生活も夜型から、普通の生活となり、午後11時までに就寝、7時には起きて、約40分のヨガから1日が始まります。
朝食は8時ころ食べます。この数十年、朝食を食べることはなかったのです。
雪が解けて、ゴルフ場がオープンすれば、爽やかに思い切りゴルフができます。
散歩くらいしか、運動をしなかったので、ゴルフが楽しみです。
体重も5キロクラム程減ったので、きれも良くなっているでしょう。
4月月記に続く。
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