書籍

これでおしまい  篠田 桃紅 

篠田 桃紅 最後の本であります。

2021年3月1日に老衰にて死亡。記憶に新しい。

彼女の言葉と伝記風な記述とトピックスで構成されています。

ことば編
1. みんな誰だってひとり
2. 自由は人生を生きる鍵
3. 人は苦しむ器
4. あきらめて救われる
5. 老いを受けとめる
6. あらゆることをして悟る

老いるということに関して、私など凡人は、何をやっても下手になると、ちょっと落ち込みますが、彼女は違います。

さすが107才まで生きた人であります。 内容は本を買って読んでください。
1400円ですが、値があります。

ゴルフも囲碁も下手になるばかりでしたが、まだまだ色々な発見があるかもしれないと、勇気をもらいました。

コロナが流行る前に、彼女の作品が欲しくなって、富士が見えるアトリエを訪ねようと思ったことがあります。

見ず知らずの人が訪ねて行っても、会うことも叶わないのかもしれません。あるいは失礼なことかもしれません。

でも、仕事に疲れて、ちょっと散歩に出た時に、ファンですがと話しかけたら、その日は気分が良くて話をしてくれるかもしれない。

全然機会がないかもしれない。 しかし、彼女が絶賛する富士が見られるかもしない。

どっちにしても、行かなければ何も起きないのだから、同じ空気を吸うだけでも良いから行くべきだったと、この本を読んで思いました。

自分の人生を、生き、しかも長く生きた。 読んでいて爽やかな気分にさせられます。

いつか作品を見に行きます。

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「2度目のスコットランド 友人とゴルフ三昧編 (1)」を読む

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