囲碁

読む碁(3) 懸賞打ち 賭け碁放浪記 江崎 誠致 著

50年程昔、学生時代に読んだ本である。 本箱を探したがなかったので、通販で買ったのが、本日届いてもう読み終えました。

やっぱり面白くて、あっというまに終わってしまいました。

読むシリーズを始めてから、最初に10冊ほど通販で買い、更に8冊注文したのでありました。 その中の7冊が著者のものなのです。

殆ど読んだつもりになっていたのですが、まだ5冊が読んでなくて、楽しい時間が増えました。

この小説は、続編もあって、それは本箱にありました。 昔、続編を見つけて、ワクワクしながら購入したときのことを思い出しました。

読む碁(1)に阿佐田哲也の「麻雀放浪記」と肩を並べる傑作と書きました。
当時を思い出すと、麻雀放浪記を最初に読んで、その後にこの本が出版されたと記憶しています。

麻雀放浪記は友人に人気があり、1冊20円で貸し出していたと思い出します。
本を借りたり、貸したりするのに、金銭が絡んだことは、この1回だけです。

おそらくみんな早く読みたくて、その権利金みたいなものだったのかもしれません。

この本は、同じくらい面白かったのですが、碁を打つ友人がいなかったので、貸し借りはなかったです。

昔読んだ本を、また読むということがあまりなかったので、今回、別な楽しみができたような気がします。

読む碁のシリーズでは、著者のものが続くと思います。 それだけ読みごたえがあります。

楽しみにお待ちください。

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