2022年9月13日(火)
8月の末にアガサ・クリスティーについてのテレビ番組を見たのです。
確か、6人のゲストが3冊の本について色々なことを話す内容でした。
小説家や推理小説家などかなりディープなファンが出演する中に、アンガールズの田中が
いました。
この番組のために、初めてアガサ・クリスティーを読んだと発言したとたんに、他の参加者から「羨ましい」との声がありました。
犯人を知らないで読むなんて幸せであるということです。
言われてみればまさにその通りです。
しかし、アガサ・クリスティーの作品は映画化されていて、結構見ているのです。
犯人が分かってしまっていたら、本を読んでもいまいち面白くない。
ですが、年寄りは映画を見ていても、犯人を忘れています。
そこで最近始めた俳句を読みました。
「秋の夜 犯人忘れ アガサ読む」 映画で見たけど犯人忘れているから、アガサ・クリスティーを読んでも、初めてと同じように楽しめる。ボケることにも良いことがあるという意味であります。
そこまでは読めなかったという意見が多かったですが、別な解釈で選んでくれた人もいました。
ということで、その三冊を読もうと思って早速ブックオフへ、驚いたことに彼女の本が1冊もありませんでした。
町一番の書籍数を誇る店にも無し。アマゾンで安い古本を買いましたが、新品同様でした。
3冊の紹介です。
最初は、「オリエント急行殺人事件」であります。
2番目が「そして誰もいなくなった」です。
3番目が「春にして君を離れ」です。
最初に手に入ったのが「そして誰もいなくなった」でした。
最後に誰もいなくなって困ったなぁと思っていたら、解決策はありました。
まぁ、そうだなぁというのが感想です。
次に読んだがの「春にして君を離れ」です。
アンガールズ田中が「一番面白かった」と言ったのがこの本でした。
これは推理小説ではなく、ある女性の物語で私も一番面白かった。
推理小説はそれはそれで面白いですが、断然これが面白かった。
彼女には、推理小説以外のが6冊あるそうで、他の5冊も読みたくなりました。
最後のは「オリエント急行殺人事件」で、今読んでおります。
オリエント急行が停まる駅を、「googleearth」で調べながら読むことができます。
ストリートビューで見ると、現在のですが、街をみることができます。
今までは外国の小説を読んでも、イメージが湧きせんでしたが、「googleearth」を使うのはいいなぁと思いました。みなさんもお試しあれ。
「秋ゆえか 読みたき本の 目白押し」なんて句を作ってみました。