読むシリーズの最初は「読む麻」の 「五味マージャン教室」にしました。
このコーナー(読むシリーズ)のために、約10冊の古本を購入した中の1冊です。
この本はおそらく学生時代、約50年前に読んだのだと思います。
かなり衝撃を受けた記憶があります。
今でも使っている格言(この本に書かれている)があります。
「あなたのまつ毛にスパイがいる」 Gocchiは 「あなたのまつ毛に敵がいる」 と使っていました。
この格言は、対戦者の目を見ていると、実感できます。素晴らしい格言です。
今回、懐かしいこの本を開いてみて、この格言が最初に出てきて嬉しくなりました。
「さわらずの14枚」に気をつけよ Gocchiは 「さわらずの14牌」と言っています。
要するに理牌する時に、ひっくり返さない牌であります。
几帳面な人はさかさまになっているが嫌らしく、ひっくり返します。
この行為は、手牌の情報を発信することになります。
「配牌で死ね」 これは良くやってます。
「好牌先打」いい牌は早く捨てるという意味で、配牌で死ぬときは実践しています。
まぁ捨て牌は国士無双か、染めているかのような姿になります。
国士無双にならなくても、対子が増えてくると、対々和や混老頭も可能で、配牌で死んだはずなのに、大物に仕上がることがあります。
麻雀は学生時代、特に3年、4年の時にやりすぎて留年したのでありました。
その後、勤めてからも学生時代ほどではないけれど、細々と続けていました。
40才を過ぎてからは、殆ど牌を握ることがなくなりました。
しかし、定年後、夫婦同士でするようになり、最近はやっと女性陣が上達して、面白くなってきました。
そんな時に、上に出てきた格言を言いながらやってますが、最近は、Gocchiが目の動きや、ちょっとした仕草で手の内を読まれています。
麻雀は楽しいのですが、いわゆる初心者と卓を囲むと、自模って切るまでの時間が長すぎてちょっと嫌になります。
ゴルフでも、同じで前の組がモタモタしていると、途端に乱れます。
ゴルフの本では、マナーとしてプレイは早くと書いてありますが、麻雀の本には、早くとは書いていません。この本にも書いてありませんでした。
囲碁将棋で使う手合い時計みたいのがあると良いのですが、余計な動作が増えてかえって遅くなるかもしれません。
Gocchiはワルツのリズムを推奨しているのですが、腕組みをして考えるのはマナー違反のように思います。半荘2時間までは許せるのですが、3時間は長すぎます。
そのうちにGocchiが遅いと言われる日が来るかもしれないので、のんびり待てるように修行します。
この本の中に、「牌を触っているだけで楽しい」これが真のマージャン愛好家であろうと言ってます。
さらに、「あなたもこういう心境でマージャンを楽しむ人であっていただきたい」と五味一刀斎は言っています。遅いなどと言ってはいけないのですね。
この本は良い本です。マージャンをする人は読むべし。
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