スコットランド

2度目のスコットランド ダンディー編(7) 囲碁仲間のMr.Richと打つ

ダンディーの支部長 Richさんです。ダンディーで一番古いパブで毎週火曜日に碁の例会が開かれます。

Richさんは4級とのことでしたが、私に3子ということで、十分に初段の力はあります。

しかし、残念なことに上級者と打つ機会がないために、棋力の向上は難しいです。
何度か、棋譜をとって検討をしたことがありましたが、そっかぁという表情をしていました。

私の棋力がもう少し高ければ、囲碁の素晴らしさを伝えることができるのにと歯がゆかったです。それでも、彼はほとんど独学で初段になったのですから凄いです。


パブはカウンターと椅子席に部屋が分かれていて、奥の椅子席で打ちます。


パブのおねぇさんとペンギン折り紙。


この日はメンバー2人だけでした。

別な日に、彼の自宅にご招待して頂きました。


Gocchiです。

彼は建築関係の仕事をしていた経験があり、庭造りも友人の手を借りで資材を運び込んだとのことでした。



暖炉で使う薪小屋も自作です。素晴らしい。

引っ越し後間もない頃で、家の中は手が入っていませんでした。
しかし、この数年後に訪ねた時は驚くほど素晴らしい内装になっていました。


窓からはテイ川が見えます。私の部屋からの景色と似ていました。

彼は6才の時に、一家でトルコからイギリスに移民してきたとのことでした。
裕福ではなかったようで、苦労したであろうことは手に現れていました。

グローブのような手でした。

最後は高校の数学の教師だったそうです。今は年金生活、私と同じです。

彼が教えている生徒でできる子はポーランドからの移民だそうです。
真剣さが違うと言ってました。自身の経験とダブるようです。

エジンバラの支部長が、”Gocchi4段来る” とスコットランドの支部にメール出してくれて、Rich さんが私に、「ダンディーにも是非来てください」というメールをくれたのがきっかけでした。

この時以来、エジンバラよりダンディーが旅の拠点になっています。有難いことです。

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