2019年5月21日(火)
最初に「インナーテニス」次に「インナースキー」が出版され、その後に「インナーゴルフ」が続きました。
この「インナー」シリーズは技術面よりも心理面を取り扱っています。
ゴルフには最適なテーマであるが、提唱者がプロテニスプレイヤーなので、初心者に近い状態から自分で実践するという画期的な本なのです。
ちょっと無理がありますが、5月27日のプレイまでに全てを読み切り、結果を出すように頑張ってみます。目標は70台だが、今回は時間が短いので85にしよう。
目次
第1章 ゴルフ 危険と挑戦
ゴルフ特有の心理的要素
- 自我を満足させる、ゲームの恍惚感(たまに出る好スコアーやナイスショッ)
- 非常な正確さを要求されること(飛ばす距離が長いので狂いが増幅され)
- 競争意識からくるプレッシャー(結局は「自分とコースだけのゲー」)
- ゲームのゴルフ特有のペース(ほとんどが歩く時間、打つのは数)
- スイングの技術的改良への脅迫観念(細かすぎる技術解説書)
思い当たることばかりです。「今日の練習で何かをつかんだ!」何度確信しただろう。
なんでコースでは失敗するのか? 考えながらプレイすると増々深みにハマるのです。
まさにインナー•ゲームの出番であり、3つの基礎能力の上昇(強化)が期待されます。
- 集中力(コンセントレーション)
- 自信(コンフィデンス)
- 意志力(ウィルパワー)
「私は、自分自身をモルモットにして、ゴルフにおける心理的な障害物を発見し、そして克服するゲームをプレしてみた」と著者は書いています。
私も続きます。
第2章 90を切る ゴルフと集中力
著者の実験初ラウンドは98であったと記してありました。
私は97でしたのでほぼ同じスタートラインだと思います。
さてここから始まり始まりーーー。
セルフ1とセルフ2
著者が気付いた「自分の頭の中でささやき続ける声」とは何か?
テニスにおいて「もっとラケットを早く引いて」「また振り遅れたぞ」「今度こそしくじるな」のような声は誰が誰に話しかけているのか?
一方的に声を出し続ける自分をセルフ1、常に命令されてプレーする方の私をセルフ2と名付けることにした。
セルフ1はセルフ2を全く信じていない。
信頼も信用もないのだ。
それ故、「ああせよ」「こうせよ」の言葉による指示で補おうとしている。
著者のテニスにおける経験からセルフ1が引っ込んでいる時の方がプレーが上手くいくことが分かった。
ゴルフにおいてセルフ1を引っ込ませるために、クラブヘッドがトップに行った時は「バック」と言い、ボールを打った時に「ヒット」と言うことを行った。
「バック」と「ヒット」に集中することにより、セルフ1からの命令をなくしようという試みである。
明日「バック」と「ヒット」を声を出して練習してみよう。
さて結果はどうなるでしょう。お楽しみに!