スコットランド、エジンバラの囲碁グループとの対局風景。
囲碁との出会い
大学に入って間もないころ、下宿の先輩からルールを教わり、星目から教えてもらいました。
3連勝で石が減るルールでしたが、中々石が減らず7子か8子になったころに、先輩が卒業し打つ機会がなくなりました。
その後、アパートの近くにあった席料50円の碁会所に行くようになりました。
普通の民家で、碁好きなお爺さんが亡くなった後、おばあさんが一人でやってる碁会所でした。
1日いても50円で、お茶とお菓子が出ます。
ある雪の降る日に、お金もないのに行って、次に持ってきますというと言うと、ない時はいいからと言ってくれました。
そんなアットホームな碁会所には、大学で講義を受けている数学の先生も来ていました。
三段で、好敵手がいていつも同じ相手と打っていました。
私は5級くらいでお爺さんたちと打っていました。
定期試験で、その先生の試験日に寝坊をして、欠席してしまいました。
後日、先生を訪ねると、私の事を覚えていてくれて「若いからすぐに強くなるよ」と励ましてくれ、「”良”でいいか?」と、もちろん答えは「はい」、良い時代でした。
学生時代の私は、囲碁雑誌の棋譜を並べて勉強していたにも関わらず、棋力は3級程度だったと思います。
今思うと、実戦経験が少ないこと、上手な人の碁をみるとか、教えてもらう機会がなかったことが原因なのでしょう。
就職後
昼休みに囲碁仲間と打つ機会が増え、そこには六段の強い人が2人もいました。
結果、初段くらいになれました。
息子と一緒に囲碁同好会
小学5年生の長男が囲碁に興味を持ち、妻より強くなったので週1回一緒に囲碁同好会に参加することになったのです。
息子はそこで中学生のころには初段か二段くらいになりました。
私は少しづつ強くなりましたが、4万円で購入した苑田九段のビデオテープで一気に四段になりました。
プロの講義の威力は凄かった。
息子が大学進学で、当地を離れ、私も同好会から退きました。
ネット碁に出逢う
その後、ネット碁が家庭でできるようになり、対局はほとんどネット碁だけとなりました。
ネットの段位は同好会よりちょっと厳しめで、三段から始めたような記憶があります。
四段の期間が長かったですが、2015年頃に一時五段に定着しそうになったことがあります。
その契機になった本は、白江九段のものでした。
しかし、数か月で四段に落ち、再び2019年(今年)の春に五段に昇段したのですが、現在は三段です。(2021年1月現在)
目標は五段
数年前に、コンピュータが囲碁のプロに勝ち、衝撃が走りました。
プロがコンピュータに4子置かせて負けたということが、ニュースになっていたのに、元の世界チャンピョンが1勝4敗で完敗したのです。
急激な進歩でした。
今ではプロが2子置いても不利なようです。
私もコンピュータの打ち方を表面的に真似をして、自分の碁を忘れたようで、弱くなったのでした。
最近、25万円程度で、プロより強いパソコンが発売されました。
あの苑田九段のビデオのように効果抜群なのでしょうか?
現在、購入するかどうか、検討中。
もし、使っている人がいれば、感想などをご連絡下さればありがたいです。
この話題については、近日公開予定です。
「読む碁」コーナーを開設
趣味のゴルフ、囲碁などを「する」とは別な「読む」楽しみについて書くコーナーです。
囲碁の歴史、プロ棋士の生態、エッセイなど読むほどに楽しみが深まります。
読書のページに紹介されていた書籍は「読む碁」に移転しました。
是非 「読む碁」の部屋を覗いてください。
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