モニターの右上アイコンが「Leela Zero」です。
ゲームの手合いは、私の3子局となります。
十数回対戦した結果決まった手合いです。
上の”Tools”を選択して、”Show Best Moves” にチェックを入れる。
この状態では何も起こらない。
上の “Analyze” を選択して、”Start/Stop Analysis” を選ぶ。
すると盤面に赤や黒のぼんやりしたマークが現れます。
赤が最強の手です。
一間高掛かりに黒が打ったら、二間高に挟まれました。
白の着手の時も、色々なマークが現れたり消えたりして、最後の赤のマークに決まります。
ここからは難しい戦いに発展します。
ここで赤が2つ出てきましたが、伸びを選択しました。
手が進み、右下は取られます。
さらに進んで、分かれます。
黒が左下を締まって、後手ですがまぁまぁの別れなのでしょう。
このような難しい手が連続する場面で、この別れまで打てる人は相当強いと思います。
この機能を使うと、「Leela Zero」との対局を記録しておいて、途中で何通りでも検討が可能です。
対局の途中でも待ったして、検討も可能です。
「待った」は良いことではありませんが、とても勉強になります。
今までの囲碁ソフトでは、待ったをすると急に変な手を打って来たりしましたが、「Leela Zero」はいつも真剣に打ってくれます。しかも無料です。
検討ソフトの”Lizzie” については次回に報告します。
これも無料ですが、「Leela Zero」に負けないくらい素晴らしいです。