雑記

「月記」2024年2月(2月29日記)

扉の写真は我家前の道路から東側を本日夕方に撮ったものです。
青空が素晴らしい。

2月1日の診察のために、1月31日に都市間バスで札幌に行きました。
自分で運転することと比較して、とても楽なものでした。

いくつかの検査をして、診察になり、結果は心臓に異常なところは見られないとのことでした。造影剤を入れて撮った画像からは2か所で血管が狭くなっていることがわかります。

それで、さらに精密な検査をする必要があり、入院待ちで、来週2月8日に入院ということになりました。その検査によって治療方針を決めます。

人生2度目の入院です。最初は15年くらい前の前立腺の手術で約3週間でした。
今回は、数日で終わりそうです。食事は不味いとのことで覚悟しておいてくださいと言われました。

前回クレアチニンの値が上昇したのは、造影剤の影響かもしれないとのことで、検査は必要最小限の造影剤にするそうです。来週中には心臓の病は良くなるはずです。

問題は腎臓の方で、これは現状維持が目標です。心臓が良くなれば、食事療法も少しは楽になります。今回は驚きましたが、酷くならないうちに対処ができたので、春からのゴルフが楽しみになりました。

札幌からの帰りもバスだったのですが、旭川経由ではなくて、帯広の方経由でした。日高山脈を越えたあたりから、雪がなくなり、結構なスピードで5時間ほどで着きました。
自分の運転でも北見札幌は4時間から4時間半くらいかかりますので、バスも早い。

本の話になりますが、20年ほど前にやっていた「ヨーガ」を思い出し、古い本を本棚で見つけました。

佐保田鶴治 著「ヨーガ入門」です。
当時と比較すると体はかたくなりましたが、再開して5日目で、調子が良いと感じます。

朝起きて、洗面後の30分くらいします。ヨーガは空腹のときにするものですと書いてありました。我が家は高断熱でとても暖かいのですが、3日間火の気なしだったので冷え切っていました。寒い中でのヨーガはちょっと厳しい。明日はきっと暖かくなっているでしょう。

札幌で入院するかもしれないとブックオフで本を数冊買いました。
その中の1冊が浅田次郎 著 「おもかげ」 でした。
行く前に読み始め、行のバスの中で読み終えました。

読んだことがあったかなぁと、本棚を見ましたがありませんでした。しかし、結果としては読んでいました。年をとればよくあることで、改めて感動できます。

小説は面白すぎるから、あまり読まないようにしているのですが、やっぱり面白い。

帰りのバスの中では、外山滋比古 著 「消える言葉 消えない言葉」を読みました。

最近亡くなった英文学の先生です。しかも、友人の恩師でもあり、何冊か読んだことがあります。確か、東大生と京大生に一番読まれている本を書いた人です。

何故か、他の新書より活字が大きくて読みやすかった。ありきたりの意見ではないので、確かにと思わされます。

今月もよろしくお願いします。

2月12日(月)
予定通り2月8日、札幌孝仁会記念病院に入院、9日に精密検査、その後続けて1か所にステント挿入の手術となりました。手首だけの麻酔なので、山下医師とスタッフ(6人)の会話が全て聞こえます。
また、カテーテルを送り込む先生の手の動きも私の手に感じ取ることができました。
カテーテルによる2か所の患部の観察から、1つは大丈夫で、もう一つはかなり悪い(90%閉塞)のですが、投薬による治療とステントを入れる治療のどちらを選択するか、手術台の上で聞かれました。前日の説明から予測されたことなのでステントをお願いしました。
その声が、かすれてしまいました。この後、喉の渇きを訴えると、氷を一かけら口に入れてくれました。ステントを入れるために、穴を太くして、いよいよ入り始めると、その動きが腕に感じて、肘、肩と入っていくのがわかりましたが、その後は感じなくなりました。
それで手術は完了でした。所要時間は1時間15分という短いものでした。

手首の2番目のしわの右側、脈をとるあたりの小さな傷が、今回カテーテルを入れた穴です。

医師、スタッフの技術の高さを感じました。お世話になった看護師さんに、あのペンギンをプレゼントしたらとても喜んでくれました。ついでにこのブログも紹介したら、たくさん読んでもらったようで、とても嬉しかった。

昨年の12月8日の健康診断で指摘された病気の一つは、これで完治(あと1か月薬を飲む)です。高血圧、心臓は、食事療法とステント挿入で克服できましたが、腎臓は良くならない臓器だそうで、現状維持を目指します。
私の心臓は、とても元気で、造影剤による撮影でやっと見つけることができました。
しかも、自覚症状が何もないタイプなので、健康診断でレントゲン写真から心臓の上に石灰化したコブがあることを指摘した北見愛しのクリニックの岡本医師に感謝します。
専門の山下医師よると、そのコブ自体はなんともないけど、他の血管が詰まっている可能性の旗のようなものだそうです。

とにかく良い医師たちに恵まれて、初期でもないけど、倒れる前に発見、治療できたことはとても幸運でした。

今回の体験で実感できたのは、生活習慣、食事で血圧を下げることは難しいことではないということでした。

この本を読んだときは、そんな簡単に下がるのか懐疑的だったのですが、実際に約1か月で110まで下がりました。

この本では今の医師は、血圧を下げるのに、安易に薬を処方すると苦言を呈しています。
実感として、その通りです。
降圧剤を処方されている人は多いと思いますが、減塩の食事で下がることを是非体験して欲しい。

明日、病院に行きますが、またクレアチニンの値が上がることが予想されます。
それは、造影剤の影響らしいので、暫くはしかたのないことです。今回の手術では、最低限にするとのことでしたが、造影剤を使っています。原因が分かれば驚くことはないのです。

次の目標は、2月末に友人に会いに東京に行くことです。この航空券は11月頃に購入していたので、行けないかもしれなかったのですが、間に合いました。
2018年以来の飛行機です。どうやって乗るのか忘れてしまいました。
約1週間楽しんできたいと思います。

2月29日(木)
21日に行って、27日に帰ってきました。11月の計画では途中で千葉での法事に出席する予定だったのですが、それが中止になり、友人の所での滞在が長くなってしまいました。
減塩生活だったのですが、友人が美味しい食事に連れて行ってくれたおかげで、私は楽しい1週間でした。

しかし、私のペースに巻き込んでしまったようで、帰る頃は体調が悪そうでした。悪いことをしてしまいました。メールでは翌日かかりつけ医に行くとのことで、良くなることを祈るしかありません。

昔話をしたり、お互いが忘れていた奇跡的な出会いに驚いたり、ボケるのが怖いなぁとか話していました。

5月にまた行く予定があったのですが、中止になってしまって、この次会える予定はありません。まぁ、以前にもあったように、お互いが約束もしていないところで奇跡的に会うこともあるかもしれません。楽しみにしていよう。

今回の旅は、2018年以来で、飛行機の乗り方が変わってしまって初めてのことばかりでした。搭乗券がなくなってスマホのQRコードをかざす。これをするにはスクリーンショットを撮り、それを呼び出してかざす方法をマスターしなければなりませんでした。

空港と駅を結ぶバスも、帰りはスマホでの予約が必要でした。それにも結構苦労して、3日位かかりました。羽田では、荷物を預けるのも自分でやらなければならなくなっていました。まぁ一度経験すれば難しいことではないのですが、初めての時は戸惑います。

帰りの空港で戸惑うことを計算してかなり早くバスを予約したのですが、強風のために80分遅れました。長期戦に備えて、カツ定食を食べ、新書本を2冊購入しました。

北見に着くまでに読み終えました。素晴らしい本で、ここに書くと長くなるので後日読書のページ書きます。

楽しい旅の終わりに素晴らしい本に出合うことができました。

「3月月記」に続く

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「2度目のスコットランド 友人とゴルフ三昧編 (1)」を読む

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