書籍

人生はどこでもドア リヨンの14日間   稲垣 えみ子

著者の本を初めて読んだのは「アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと」でした。
朝日新聞の編集者でありながらアフロヘアで有名になり、50才で退社しました。

退社したら時間がいっぱいできて、子供の頃からの憧れであった海外生活をしてみようとは思っていたが、どこからも声がかからず、2年が過ぎてしまいました。

そんな時、友人の日本酒の蔵元が企画した「フランス酒蔵訪問ツアー」に誘われ参加を決意。

そのツアー前の2週間を、自分一人の海外生活をしようと決めたのでした。

所はツアーの始点、フランスのリヨン。 ここまではほぼ自動的に決まります。

言葉は英語が少々話せる程度。フランス語はほぼだめ。

リヨンでの生活目標は、日本でいるときと同じような生活をすること。

住む部屋を確保する。どうしたらいいの? そこで彼女は「Airbnb」に行きつくのでありました。

この先の、彼女の経験は”Gocchi”とほぼ同じなのでありまして、共感に次ぐ共感でありました。

ネットで気に入った部屋を予約し、いざ飛行機でリヨン国際空港へ。

ここで飛行機が遅れます。こんなことはしょっちゅう起こります。

部屋のオーナーに連絡しなければっと焦ります。

”Gocchi”も2017年にマルセイユの宿を同じAirbnbで予約したのを思い出しました。
鍵の受け渡し方法の連絡をせずに列車に乗り、連絡手段がなく焦りました。

この時は、フランス人の友人が駅に迎えに来てくれていたので、事情を話すとスマホでオーナーに連絡がとれ、上手なフランス語で鍵のありかが分かりました。
自分だけだったら、どうなったのかわかりません。
ネットを使えるホテルで事前に、受け渡し方法を確かめていれば問題はなかったのでした。

彼女の奮戦記は、本を読んで頂ければと思います。

安くて快適な住処を確保できれば、普通に生活することはできるんだと思わせてくれる本です。

読めば、行きたくなりますよ。コロナが終わったら行きましょう。

 


最初に読んだ本です。

 


2冊目の本です。お勧めです。

 


題名程寂しくはないです。 そういう生活もあるのかと考えさせられます。

この先も、多分本が出版されると思われますが、また買ってしまいそうな予感。

「読書のページ」に戻る

下の青字をクリックするとそこに行けます。
——————————————————-

「初めてのスコットランド一人旅(1)」を読む

「2度目のスコットランド 友人とゴルフ三昧編 (1)」を読む

「ゴルフのページ」へ行く

「囲碁のページ」へ行く

「折り紙のページ」へ行く

「読書のページ 」へ行く

——————————————————-