書籍

奇跡の村  木頭と柚子と命の物語  麻井 みよこ  著

まだ、本になっていないので、ダウンロードした中からコピーしました。

約5時間かけて、一気に読み終えました。前半では、涙を流し、中盤では、え?っと驚き、最後は素晴らしいと安心しました。実話だからこその真実味が心に迫ってきました。とにかく、久しぶりに良い作品に会えました。

私は、小説でもなんでも、本は読まされるものでなければならないと考えています。書き出しから、あれよあれよと読まされました。著者の作品は初めてですが、読ませる力量は素晴らしく、他の作品も読んでみたいと思いました。

村の自然が失われていく。残念なことですが、地球規模で見れば、自然破壊の原因は、地球の人口爆発にあると思います。この本でも取り上げられていますが、人口の増え方は2酸化炭素の比ではありません。 地球本来の人を養う能力は20億人と言われていますが、75億人を養えるのは化石燃料のエネルギーがあるからだと言われています。
日本では人口が減少しているので、原因は他にあるはずです。一人当たりのエネルギー消費が大きくなっていると考えざるを得ません。便利で快適な生活を得た後、人が変わってしまったのかもしれません。
この本が、都市の膨張と田舎の過疎化を考える上で、柚子栽培と同様に起点になるかもしれません。

いつになるかわかりませんが、この本の続編が楽しみです。

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