IGC ネット囲碁学園Ver8.5 というソフトを立ち上げたところです。
ネット上に囲碁学園を作ることができて、教師と生徒のやり取りが可能なようです。
ここでは「AI碁盤」を使わせて頂きました。
表紙の画面から「AI碁盤」を選択すると、
画面に碁盤が出てきます。
次に画面下の「AIを開く」をクリックすると
左が碁盤で、右の碁盤は参考図がたくさん表示されます。
私の場合、右のモニターに「幽玄の間」を立ち上げ、過去の棋譜を再現させます。
あらら、ちょっと見にくいですが、手順が入っています。
これを見ながら、AI碁盤に打ち込んでいきます。
左のAI碁盤は初手の候補を青で表示し、参考図はその後の展開を凄い速さで表示します。
左のモニターの右上には形勢が表示されています。
まだ数手なので、ほぼ互角です。
その後少し進んで
次の1手は青を推奨してますが、白は
左上に桂馬に掛かりました。
すると形勢が黒ちょっとだけ優勢に変わりました。
その後、下辺を抑え込み、左辺の白を攻めるふりをして中央の黒を補強しました。
この辺りでは、黒の優勢が上昇しています。
左上で封鎖されて地を稼いだら、
黒の優勢が減り始めました。
右下で黒の掛かりに白の挟んだ手が悪く、さらに黒の掛けに伸びたのも悪く
形勢が黒に傾いてきています。
その後、右下を封鎖して、
下辺の白2子をほぼ取り込んだ段階で、
黒の勝率が80%に達しています。
下辺を取り込んで
勝率は88%になり、最後は15目ほど黒リードで、黒の中押し勝ちとなりました。
形勢が傾いた場面でどう打てば良かったのかは、そこに戻り、様々な手を試すことが可能です。
対戦ソフトと打ったり、検討ソフトでいろいろな手を試したりして、徐々にAI推奨の手が多くなっているような気がします。
AIに近づくことは、強くなっているようで、4段が見えてきました。
弱い石を作らない、封鎖されないなど基本的なことが大事だと感じています。
とにかく、気が済むまで検討の相手をしてくれ、素晴らしい手を打ってくれる。
なんてすばらしいことでしょう。
AIありがとう、ソフトを無料で提供してくれてありがとう、さらに使い方まで教えて下さってありがとう。
なんか、5段も来年中に行けそうな気分になってます。
皆さんも使ってみましょう。